チャバタ作り、成功するコツ
チャバタ作り。成功・失敗するワケを知る
イタリアのパン ”チャバタ”。
チャバタはカンタンに焼けるパンですが、作る工程がシンプルだからこそ、ちょっとしたことでも失敗、成功の分かれ道がくっきりとでてきます。
せっかくつくったのに、失敗ちゃった・・・
ということがないように、作る前にこのブログ記事を一読することでチャバタ作りの成功率を高めることができるよう、よくある失敗の例とその理由についてまとめました。
膨らまない
・発酵が不十分、もしくは発酵しすぎ
・発酵した後に生地をいじりすぎる
・オーブンの予熱が不十分、もしくはオーブンの温度が十分に上がっていない
・分割した生地が大き過ぎる
・上火が強すぎ(粉とスチームが足りない)
・レセピの配合と工程を間違えた(水分が多すぎ、違う粉を使用、イースト菌が多すぎるまたは少なすぎる、などなど)
・グルテンがちゃんと繋がってできていない(作らなさすぎと崩壊)
生地が横に広がる・ドロドロしすぎる
・加えた水の量が多すぎる
・生地の力が弱い
・生地をいじり過ぎる(これはグルテンを壊してしまいます)
・成形時の生地が薄すぎる
・発酵する時の温度が高すぎる
生地がねちゃねちゃしすぎる・生地がつまっている
・生地をいじり過ぎる(これはグルテンを壊してしまいます)
・最初に混ぜた時にに固まっている箇所と柔らかい箇所があり濃度が一貫していない
(伸びない原因は混ぜる時に硬い部分を扱いすぎるとその部分だけグルテンが強く繋がってしまいます。この部分は伸びない箇所になり、つまる、たまるそしてねちゃついてしまいます。)
・パンチでちゃんとグルテンを伸ばせていない
(レセピにもよりますが、生地をたたくことが必要なものもあります。)
・発酵不足
・オーブンの火が弱い
・オーブンの上火が強すぎ(膨らまない)
・成形で気泡を潰す
クープ(焼く前の生地に切れ目を入れる) が開かない
・生地の力が弱い
・クープが深すぎる、またはつってしまう
(ほとんどはこれが原因です。)
生地が固すぎる
・捏ねすぎ
・配合を変えた
・強い粉のわりに水分が足りない
(チャバタは強力粉でも、小麦粉でも作れます。レセピによりどちらの種類の粉でもよい、と明記している以外は水分の量に注意します。また、水分が足りないのに生地を扱いすぎるのも固すぎる原因の一つになると思います。)
チャバタの特徴
- 水分量が多い、
- もっちりとした食感、
- バターや卵などの高カロリーな材料はいらない、
- 作る時は小麦粉だけでもよい、
- 強力粉を使うとよりもっちり感がでる、
- 前の日に仕込んでおいて次の日に焼くことができる、
- パン作りに必要なこねるなどの面倒な工程はいらない、
- 生野菜との相性がバッチリ、
ということから、
ダイエット中にも安心して食べれる、
カンタンにつくれる、
材料をそろえるに手間がかからない、
と人気が高いパンです。
ダイエットにいいのか
ダイエットによい、と言われているチャバタですが、ほんとうにカロリーが低いのか?というとそういうわけではありません。6枚切りのパン2枚ほどのカロリーになります。
なーんだ、
と思ったかもしれませんが、このチャバタはご存知の方もいらっしゃる通り、レタスなどの具材で美味しくサンドイッチが作れるパンです。
また食感もしっかりとしていることから食べ応えもあり、大きなサイズのチャバタでなくとも食パンでつくるサンドイッチとは違い、タップリと野菜をはさみスープと一緒に食べてみてください。
チャバタは噛み応えもあり満足感が得られる食事になります。
ダイエット中でもこのチャバタサンドをランチや夕食にとるのはよいアイディアだと思います。
チャバタ レセピ&動画
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