😢【ヨーグルトやバターミルクに付くカビ】自家製は特に注意が必要❕
ヨーグルトとかバターミルクについたカビってどんな感じ?
冷蔵庫で保存していたヨーグルト。
蓋を開けたら、あれ? これ、なんかおかしい、これってカビ・・・かな?と、あなたは思ったことがあるかもしれません。このカビ、付き始めたの頃は、なかなか肉眼では気が付かないものなんです。
このブログではカビを間違って口にしないよう、そしてカビを防ぐにはどうすればよいのか、などヨーグルトやバターミルクにつくカビについてカンタンにまとめました。
【この記事を書いた人】佐藤かおる アメリカンレシピ―マイスター
アメリカのケンタッキー州からオンライン料理教室を提供しています。
バターミルクの発酵菌に対する思い入れがとっても強く、バターミルク専用の発酵菌で作り上げたバターミルクを使用したレシピなどもオンライン料理教室で取り扱っています。
発酵菌から作るバターミルクは無添加。これを使うと何でもおいしく出来上がるため、お子さんからご年配の方の食事にも取り入れて頂きたい食材です。そしてこのことを多くの方の知って頂きたくバターミルクの発酵菌の良さをコツコツと広めています。
ヨーグルトやバターミルクに生える”カビ”の見た目
ヨーグルトに生えるカビは、一般の食べ物によく見られるカビとはちょっと見た目が違います。
大抵、カビにはフワフワと毛のようなものが生えていますが、ヨーグルトに生えるカビでは、コケのようなものがジンワリと伸びてくる、というわけではないんです。
そためカビが生えていても気付きにくく、口に入れてしまう人もいるほど。
ヨーグルトに付くカビは市販のヨーグルト、個別パック、自家製によって違う
スーパーで買ってきたヨーグルト。未開封であれば、カビが生えることはほぼありません。なので少しぐらい賞味期限が過ぎたとしても、食べても大丈夫。
とはいっても、その目安となる期間は、賞味期限から1週間以内。この位であればお腹を壊すこともほとんどないでしょう。
個別パックにしてあるヨーグルトにカビが付く可能性はほぼなし
3~6個ひとまとめてパックされているヨーグルトで、1個あたりの容量が少なく、食べ切りサイズとなっているようなものはカビ発生の心配はほぼいりません。
しかし、食べ切るサイズではない400グラム程が入っている大容量のヨーグルトには、稀にカビが生えることがあります。原因は想像がつくように、食べ残しが出やすくなったり、複数人で取り分けながら食べることが多いため。
口をつけたスプーンでヨーグルトをとるのは絶対NGです。
カビが生えやすいのは自家製ヨーグルト
とにかく自家製はカビはとても生えやすいです。これは、
ヨーグルトメーカーで作る、
カスピ海ヨーグルトのように機械を用いなくつくる、
種菌を移してヨーグルトを作る、など
どんな方法をとろうが、カビが生えてくるリスクは大いにあり。
そのため、出来上がったらさっさと早めに食べてしまうことを心掛けるのが無難です。
ヨーグルトに生えるカビって何色なんだろう
赤です。 (手作りバターミルクに生えてくるカビも赤)この赤カビはご飯やパンなどに生えるため、あなたは見たことがあるかもしれません。
この赤カビ、真っ赤な斑点状になって現れたり、ほんのりと薄いピンクに色づく場合があります。
ヨーグルトやバターミルクについた 赤カビは、表面にうっすらと生え始め、最初は目の錯覚かと思うほどとっても薄いピンク色です。が、日が経つうちにこれが段々と濃くなり赤カビと変化していきます。
赤カビが生えたヨーグルトやバターミルクは、かなり劣化している状態。
この状態をほったらかしにしておくと、今度は黒カビや緑カビが顔を見せ始めます。そしてフサフサ部分が大きくなり、さらにカビが広がっていきます。こうなったらさっさと捨てる、しかないです。
自家製ヨーグルトやバターミルク、発生カビの対処法
- 使用する容器をできたら一度煮沸消毒するか、アルコールでふき取ってから使用する(アルコールでふきとった直後はアルコールの匂いがしますが、3分も経過すれば消えます)
- 発酵中はフタを開けないようにする
冷蔵庫で保存する時は、冷蔵庫内でカビ菌を拾ってしまい、カビが生えてしまうリスクを軽減させるためフタを密閉しましょう。
そして、常識といえば常識ではありますが、
- カビが生えたヨーグルトやバターミルクは種にしない。
小さな袋に入った発酵菌からは、種にもなるバターミルクが1Lも作ることができるため、カビが生える前に使い切る、もしくは種菌としてご使用くださいね。
では、ヨーグルトもバターミルクもカビの発生には注意して、作っていきましょう。
まとめ
ヨーグルトに付くカビは小分けにパッケージされているものにはほぼ付きませんが、自家製ヨーグルトには必ずカビは生えてきます。カビの見た目は、初めはうっすらとしたピンク色で肉眼ではなかなか”カビ”と分かりずらいもの。
でも、これは時間の経過と共に段々とカビの色も変色し濃くなり、ふさふさとしたカビ特有のものがジワジワと広がっていきます。
ホームメイドのヨーグルトやバターミルクを作る際は、使う容器を予め煮沸消毒もしくはアルコールで軽く拭いてから使用することで、カビの発生を多少防ぐことが可能です。