リバウンドなしのダイエット、カラダのメカニズムを利用する

対象者

  • ダイエットは失敗を繰り返し、自己嫌悪になっている
  • これからダイエットを始めようと思っている
  • 手っ取り早くダイエットをしたい
  • どうすればダイエットに成功するのか知りたい
  • 痩せる仕組みはどうなっているんだろう

    こういった疑問や質問にお答えします。  


ダイエットに関する記事の信頼性・著者の経験

この記事を書いている私は、ダイエットを20歳の時に始め13キロ減らすことに成功しました。それ以来一度もリバウンドをせず30年以上経っています。 100gでも痩せたいあなたに向け、自らダイエットを成功させた経験のある私が解説します。

 

読者さんへの前置きメッセージ

この記事は、ダイエットでムリなく体重を確実に減らしたい方向けに書いています。


ダイエット痩せるメカニズム

カラダのメカニズム(仕組み)を理解してから始めるダイエット、やみくもに始めるダイエットの結果は、明らか。

メカニズムを理解してから始めるダイエットのほうが、体重の減る成功率は上がります


このページを最後までご覧頂くと、

ダイエットで成功するには、何をどうすればよいかが、理論的にわかります。

結論から書けば、

食べないダイエットは失敗します。おまけにリバウンドもします。

ダイエットを成功させる秘訣、それは

脳にばれないように静かに、 そ〜とダイエットをすることです。

は? と思った、、、ですよね?

まず最初に、あなたはヒトと呼ばれる動物であるということを意識し、自分自身を客観的にみることから始めて欲しいのです。

食べないダイエットのメカニズムとは、

自ら進んで苦しい思いし、太るからだを作る行為

です。

ヒトという動物は、食べる量を制限するとエネルギーの消費を必死で抑えようとします。

人間の身体には「ホメオスタシス(恒常性)」という機能があり、これは人間を飢餓から守るために備わっています。

そしてこの機能は、

食事のカロリーが少ない時期が続くと、体重の減少を抑えようと働く、

ものなのです。

人体は生命の危険を感じるとこの機能のスイッチがピピっと入り、ダイエット開始前の状態に戻そうとします。

そして脂肪が足りなくなると、脂肪組織から分泌されるレプチンと呼ばれるホルモンが、

「大変です、脂肪が減ってきました。至急補充してください」
というシグナルを脳に送り始めます。

このように、

人間のカラダは急激にやせ始めると、なんとか元の状態に戻そうとする機能がもともと備わっているため、いくらあなたがダイエットをして体重を減らそうとしても、

カラダ自体が減らそうとはしてくれないわけですから、完全なムダ努力をしているだけなのです。


さらに、

ダイエットとは逆の作用である

「食べなければいけない」という本能が働いてしまいます。


そのため、急激なダイエットで体重をいきなり減らそうとした人は、結果大食い、どか食いをしてしまうケースに陥いり、リバウンドしてしまうわけです。そして

リバウンドをした体はダイエットをする前よりも太ってしまう

という恐ろしい事実と直面することになります。

食べないダイエットを続けるとどうなる


基礎代謝の低下、
脂肪が燃えにくくなる、
太りやすい体質へと変化していく、

だけでなく、

体重が減ると筋肉も一緒に減っていくため、血の巡りが悪いカラダになります。

熱を作るエネルギーが不足してくるわけですから、

立ちくらみや、
冷え性が発生してくる、

など、体力が衰えてくるのは当たり前になっていきます。 


本来ならば燃焼すべき脂肪も、エネルギー不足で燃焼ができなくなり脂肪を燃焼させるせっかくのチャンスも減ってしまいます。

栄養がカラダに回らないわけですから、肌荒れが激しくなり、髪の毛の状態も悪くなります。

ホルモンをつくる栄養も当然カットされてしまうので、ホルモンバランスも崩れ、精神的にも落ち込みが激しくなる。 

そして、

リバウンドによって太ったカラダは、もはやダイエットで失なった筋肉や骨などは増えず、体脂肪だけが増えてしまい、どんどん痩せにくい体になっていきます。

食べないダイエットがもたらすのはデメリットのみ、メリットは何ひとつありません。

 

食べるダイエットのメカニズム

では、成功するダイエットとはどうすればいいのでしょうか?

脳に「飢餓状態」のシグナルを出させないように、脳に内緒でソッ〜とダイエットをすることが重要 


これは、脂肪組織から分泌されるレプチンと呼ばれるホルモンが、「飢餓状態になりはじめているよ〜」というシグナルを脳に送らさせないようにさせなければいけない、ということ。

実は、

人間という生き物には、1ヶ月、 君がこのくらい体重を減らすなら許してあげよう、というキロ数が決まっています。


その範囲は、あなたの全体体重に対して5%以内。 つまり、60キロの人は3キロ減らすのは許容範囲なわけです。

これ以上になると、人間のカラダは生命の飢餓危機を察して、ホメオスタシス(恒常性)にスイッチを入れ、ダイエットをする前の状態に必死で戻ろうとします。

なので、

1ヶ月に減らす体重は、ご自身の体重の5%以内に納めておくことが鉄則にしダイエットを始めるのが成功の秘訣です。


急がば回れ、ウサギではなく亀になり焦らず、ジックリそしてそ〜っとダイエットをした方がようさそうです。


まとめ

●自分を客観的にみて、ヒトという動物のカラダのメカニズムを理解する。

●食べないダイエットは餓死から逃れようとする防衛反応が働き、体重は落ちない。

●食べないダイエットは太り易いからだに変えていく行為。

●成功するダイエットは脳に危険を感じさせずにこそ〜と行う。

●1ヶ月に痩せる目安は体重の5%以内にする。